TED talksより
それにしてもアメリカ人はウェブの使い方が上手いという印象。
もともとのオープンな気性もあるのだろう。
日本の社長インタビューを集めているサイトとは質が違う。
多様な分野で多様な個性を発し、それを集めるやり方は日本ではまだまだ見られない光景である。
「北朝鮮で教師をするということ」
「FBIの戦略がアメリカ在住のテロリストを作り出すまで」
「太陽系外の惑星を求めて」
「私の頭のスカーフはあなたにとって何を意味するのか?」
2000に迫る珠玉のスピーチが集まっている。
知識とか意見とかメッセージがこうして表現される場はウェブの得意分野であり、実に面白い。
先日ゲームばかりしているという高校生にこのサイトを紹介したら、「以来夢中で英語の勉強をしています」という返事がきた。
ネットのダークサイドもよく取り沙汰されるが、本当に面白いところを伝える努力も必要だと思う。
良いものを広く集め、遍(あまね)く伝える、というのはネットの本分ではないだろうか。