藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

メッセージは何か。

大人が子供に伝えること。

まず、ちゃんとしたメッセージが聞こえてこない。

言い訳とか自分のためだけの説明ばかり。
最近の政治とか経済とか外交の報道はそういう内容が極端に多い。
毎日そればっかりだ。

同年代の自分たちがうんざりしているくらいだから若者はもっとうんざりしているに違いない。

まず大人がメッセージを持つ

誰が犯人か?ということよりも事態の本質を考える、という姿勢。
犯人を捜し、その人たちをつるし上げることで溜飲を下げる今の"劇場体質"とは徐々に訣別しなければならないだろう。
この体質も、ここ二十年くらいで急に症状が進んだ感じがするから、脱出もそう長い時間はかからずに実現することができる可能性があると思う。
思えばこの「社会の劇場化」は先の時代にビジョンを見い出せず、だから後世に対しても何も言えないことの反動ではないだろうか。
戦後の「ひたすら復興を」というキャッチから「次のテーマ」がいよいよ出てくる時代なのではないだろうか。
(つづく)