外国人に聞くと、血液型占いは日本人特有の話題だそうだが、それでも飲み会では一番女性に無難な話題だという。
やはり外国の人はコミュニケーションの洞察が日本人よりも深い。
一説には四柱推命の占いは非常に科学的だとか、天中殺だとか、銀座の母の手相や観相学の易占いなど、種類の多さから見ても人は自らの将来について不安を持ち、そしてどこかに「拠り所を求めている」ということだけは想像がつく。
そんな中12星座の占いというのはずい分乙女チックな印象だが、愛知県警が交通事故を星座で分析しているという。
しかも今年の七回目というから毎月だ。
県内の死者2911人。
うち、
みずがめ座がトップで321人。
いて座が最小で198人。
飲酒運転最多はしし座の27人。
高速の事故はうお座の15人。
県警の意図は「事故防止への関心を集める」ということなので、アプローチは上出来である。
私もみずがめ座なので目に留まったのだが、みずがめ座は不幸なのか、交通法規にルーズなのか。
うお座はスピードマニアが多いのだろうか。
交通事故の死者、みずがめ座が最多 愛知で星座別に分析2015年9月8日20時08分
星座別の特徴と危険月・曜日
交通事故の死者数が１２年連続で全国最悪の愛知県。県警は、過去１０年間の死亡事故を分析し、１２星座別の特徴や危険な月、曜日をまとめた。７日には今年５回目の「交通死亡事故多発警報」が出ており、県警は「交通安全に関心を持ってもらい、事故防止につなげたい」としている。
県警によると、県内で今年に入り６日までに交通事故で死亡した人は、昨年同時期より１１人増の１３６人に上っている。２位の大阪府よりも１１人多く、今年も全国最悪になりそうなペースで事故が相次いでいる。
県警交通部は、昨年から事故防止のための交通監視を強化し、幹部らも毎日、朝と夕に街頭に立つ。また、交通総務課は過去５年間の事故を分析し、毎月、発生しやすい時間帯や原因を発表している。
しかし、「普通の統計では、なかなか注目してもらえない」（交通部幹部）ことから、星座別の分析を思い立ったという。
対象は２００５年から１４年までに起きた死亡事故計２８２９件（死者２９１１人）で、死者の星座別に事故原因や時間帯、発生場所などを調べた。その結果、最も死者が多かったのはみずがめ座（３２１人）で、少なかったのはいて座（１９８人）。原因別では、飲酒運転の最多はしし座（２７件）で、高速道路での事故が最も多かったのはうお座（１５件）だった。
例年、年末に向けて事故は増える傾向にあり、交通部幹部は「この状況を何とか打開したい。今後も事故の分析を続け、事故防止に役立てていく」と話した。
