藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

例外も予想できれば。

AIブームに乗って自分のことなどを考えてみる。
セールスフォースなどに代表されて「営業」という最もIT化しにくい分野もだいぶ攻略されつつある。
大型案件の営業の全てを機械がこなす、というのはもう少し時間がかかると思うけれど、
小売とか、決済とかではもう燎原の火のごとく自動化が進んでいますよねぇ。

高級フレンチのソムリエが機械化されることは(感情的な理由で)ないと思うけれど、街中の居酒屋でレモンサワーを運んでくるのはロボットアーム、というのは十分ありだろう。

さて経営はどうだろうか。
経営方針そのものを自発的に作り出すことはできるだろうか。
(これとて、所属するスタッフが納得すれば有り得そうな気もするが)
少なくとも会社のあらゆる経営数値を分析して、業界の動向とか市場とか、隣接業界などを分析して「アドバイス」くらいは近々できるのではないかと思う。
しかも人間よりはよほど冷静に。
まあ人間の情熱は理屈を超えたパワーを発揮するので、AIがいくら「撤退スベキデス」と言っても止めない経営者も多いと思うけれど。

よく成功したスタートアップ企業の無茶っ振りなんかが報道されて、そんな「例外ケース」もAIが「このくらいの情熱ならアリ」なんて判断したらどうだろう。
超優秀なVC投資家の登場だ。

自分でしかできないことってそんなにあるのだろうか。
ますます「川沿いで本を片手に一日中を過ごす」自分が見えてくる。