藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

安全な国、ニッポン。

"国の安全"は、すぐには作れず、また断然、それは構成するコミュニティー(地域)の質に左右される。

そんな国の文化と言ってもいい特色は、実は立派な「売り物」なのではないだろうか。

GLOBAL PEACE INDEX(世界平和度指数)によると、日本の安全度は世界でまだ9番目だという。
指標には国の軍事費とか、警察官の数とか色々な指標があるようだが、

日本は世界トップクラスに犯罪が少ないのは間違いないようだ。
これって最高のアピールだ。

都市化が進み、最新の技術で進化しながらも、地方の田園都市のように治安がいい。

言うまでもなく、輸出するのは「安全」だ。
つまり「とっても安全な日本に移住しませんか?」ということ。
田舎でも都会でもいい。

それぞれのライフスタイルに合わせて、「安全と、食と、過ごしやすさ」をアピールする。
各市町村は、それこそ自分の町のいいところを磨いていけばいい。

移民はいたずらに帰省するのではなく、こちらの文化圏に入って貰えばいい。
そのための工夫をこれからの自治体はしていくべきではないだろうか。

アイスランドデンマーク(安全ランク一位と二位)の地方村で、「移住の受け入れ」が盛んらしい、と聞けば「その村」へ興味を持つ人は多いだろう。
世界中の都市町村は、そんな「自分なり」を考えて外部に発信していくべきではないだろうか。

雑多でも静謐でも。
どんな街にも魅力はあるものだ。
(つづく)