藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

哲学の時代へ

*[次の世代に]閉塞を超えて。

コロナウィルスの広がりは、世界中の人々に「経済と健康」について考えさせたと思うが、これは実は「時を早めた」だけで、いずれ特に先進国がぶち当たる問題だったのではないだろうかと思う。

どんどん技術が発展し、間違いなく「史上もっとも豊か」な人たちが、必ずしも満足度が高くなく、さらにコロナに揺さぶられたということだろう。

さて、世界のトレンドをどう見るか。

というか「人間の本質」をどうみるかということだ。

 

世界的にみてもニューヨーク、香港、ロンドン、東京など主要都市の地価は非常に高く、東京の新築マンションの平均価格は7000万円を超えたという。

一方で山梨や静岡県に移住する人たちが増えているともきく。

生活費は3割から4割減るらしい。

 

世界的な価値観の揺さぶりは、果たしてどちらに振れるだろうか。

自分はよく「昭和」と対比して考えるのだが、実は世界的にみていよいよ「先進国の成長モデルの終わり」なのではないかと考えている。

そしてコロナがそれを促進した。

 

それほど驚くことでもなく、産業革命(1760年)が起こってから250年が経ち、「ビジネスは都市に集積し、工場で生産する」というモデルが、ようやく変化をし始めているのではないだろうか。

地方分権が日本でも言われ始めて30年ほど過ぎたが、いよいよ「そちらのトレンド」に振れるのではないかと思っている。

自分は本当はどんなことをしたいのか。

 

思えば都会のライフスタイルって、ストイックで窮屈だ。