藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

当たり前のゴール

*[七つの習慣]終わりを考えることから…
よく不動産投資の世界では「ゴールを決めましょう」と言われる。
そのココロは、いたずらに投資を拡大し資産をどんどん膨らませる事は無限に追いかけても続かないという意味だ。
むしろ無理をして破綻してしまう可能性の方が高くなる。
腕の良いコンサルタントほど、無理に物件を投資を進めるのではなくこうしたアドバイスをしている。
それはともかく。
 
これと同じ事は政治にも言えるのではないだろうか。
さらには企業の経営にも同じことが言えそうだ。
 
学生の時、大学の経済言論で「企業の目的は利益の極大化にある」と聞いて「極大化なの?!」とびっくりした覚えがあるが、今でこそSDGsなどと言うが、ほんの2-30年前まではもう「ひたすら経済が、成長が」というスローガンを誰も疑わなかったのだ。
国が毎年5%の成長を目指して一体どこへ行きたいのか。
無限に成長した先には何があるのか。
環境とのバランスをどう取るのか。
途上国とのバランスや、国内の貧富の差についてどう考えるのか。
そろそろ真面目にそんな話をする時代になってきている。
日本のゴールはどこなのか。
 
若い人の価値観が重要だと思います。
年寄りのポジショントークは止めましょう。