藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

楽しみありき(1)

*[経営]強みから考える。
長年自分でも思っていたことなどだが。
人材に関わる仕事をしていてつくづく感じるのは、どこの会社も施設もかなり慢性的な人手不足であるということだ。
そして人手がいないからといって止められない仕事も多い。
さらに、人が不足するから職場環境が悪くなり…と負の連鎖が始まってしまう。
 
ならばだ。
「人が競ってでも働きたくなる職場」が作れれば全く逆の循環が生まれることになる。
では誰もが働きたい会社ってどんな会社だろうか。
それは「誰もが面白いとか充実感を感じる仕事」のある会社だろう。
少し視点を変えて「絶対にやりたい仕事、仕事場」を第一に考えてみるというやり方はどうだろうか。
「もうここで絶対働きたいよな」と言われるような仕事だけを考えてみる。
 
そうするとそこで働きたい人が自然に集まってくるはずだ。
そしてスタッフが喜んで充実してしている仕事は、おそらくお客にも評判が良いだろう。
よく聞く奇跡の会社みたいなお話だが、まずそういうことだけを考えて事業をプランしてみるのは面白い考え方ではないだろうか。