*[次の世代に]防衛の知恵。
昨日は「失敗するほどの挑戦を」という話を書いた。
年寄りにせよ、若者にせよ「失敗しないで縮こまっている」のが一番もったいない。
バンバン失敗しましょう。
というのと反対の話。
失敗するときというのは、準備が足りないとか油断しているとかいうことが多い。
つまりどんどんチャレンジしてるので、色々と事前に考えを巡らせることができていないのだ。
そりゃそうだ。
「熟考するのか飛びこむのか」と言われたら、間違いなく飛びこむ。
(いやこれで何回痛い目にあってるのに)
それで数多く失敗もするわけだが、けれど実は「失敗のパターン」はそれほど多いわけではない、ということにも気づく。
知らない世界のことをどんどんやってみて、どんどん失敗するわけですが。
例えばその"失敗の原因"は「人のこと、お金のこと、営業のこと、製品のこと」くらいにあるものだ。
製品の品質が思い通りにいかない、とか販路の開拓がうまくいかない、とか。
そもそも製品のコンセプトがブレていた、なんてのもよくある話だ。
だからなんなのと。
失敗のパターンは結構似通っているので、「ヤバイな」と思ったらそんなことを即座にチェックしてみるといい。
失敗は闇夜のジャングルで不意に起こるのではない。
例えば 「製品のターゲット層がずれていた」ということが分かれば、もう一度企画のし直しだ。
結局はこうした「試行錯誤の繰り返し」が成功への道なのだと思う。
どんどん試して、どんどん失敗する。
そして誰も知らない「正解」を自分で作り出すのが醍醐味だ。
失敗は向こう傷。
襟につける勲章のようなものなのだ。