*[次の世代に]航海のはじまりはじまり。
令和の時代に訪れた「昭和や平成になかったもの」は「自由」とか「裁量」だろう。
そしてそんな「自由に生きれる時代」に大切なものはなんだろう、と考えた。
その一つは「蓄積」ではないだろうか。
昭和の時代の「蓄積」はその「蓄積する道そのもの」がある程度決まっていた。
まあ「舗装された道路」みたいなものだ。
これからはそんな「舗装道路」もあるし「道なき道」もあるし、そして「その両方を行き来する」というのもあるだろう。
自由というのは聞こえがいいが、それは直接「自分で考えよ」ということでもある。
誰かに導かれなかったからと言って、いろんな道路をプラプラしていたら「結局どこにも着かなかった」ということにもなるだろう。
別に目的地を目指すばかりが人生ではないと思うが。
まあそれだけ、海を航海するように"先"をよーく見て想像しておかないと、思わぬ迷走をするかもしれない。
それでも「自分で一歩づつ選んで歩く」ということの魅力を、今の若い人に感じてもらいたいと思う。
まるで昭和と正反対の時代が「令和」になるとは思いもしなかった。
戦後でもっとも自由な時代が訪れるのではないだろうか。
そんな時代の若者が少しうらやましい。