先日、出張の際に新幹線の無料Wi-fiを使っていて仕事をしていた時のこと。
クラウドにある原稿をスイスイ編集していて突然「インターネット接続がありません」という表示。
(んーなつかしい)
とか言っている場合ではなく、久しぶりに焦った。
およそ2000字が消失…うう。
今はクラウド上のツールもずい分と品質が良く「バックアップが取れてなかった」というようなことは殆どない。
でもそういえば、数年前の中国やフィリピンなどでは「まともに接続していることが珍しい」状態だった感覚を思い出した。
通信環境があまりに良いと、そのインフラに慣れて、人の危機意識は退化する。
そして2000字の消失後は、数分おきに「そろそろ全体をコピーしとこう」という懐かしの「保存行動」を繰り返したのでした。
自分の書いた原稿くらいならまだかわいいものだが、今はずい分「事業のデータ」もクラウドに上がっている。
データは分散して保管されているというし、バックアップの対策なども念入りにされているのだとは思うが、万一「全てが消えたら」と思うと恐ろしい。
そう簡単には復旧できないだろうし、また天災などが原因の場合は誰も責任を取れなさそうだ。
クラウドでも災害対策は考えておくべきだと思う。