藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

あえて悩みに

*[次の世代に]成功の法則。

自分は成功している、とはいえないので大した説得力はないが。

それでも失敗しない方法、いや「失敗の率を下げる方法」は確実にあると思っている。

それは"シミュレーション"である。

日本語で言えよ。

はい「準備」です。

 

「なにか失敗しそうに難しい」とか「その場で何が起こるのか予想しにくい」とかいう不安があるときには「事前準備」が有効である。

当たり前のことを言ってますが、逆に「失敗したとき」ほど準備が十分でないという事実からは目を逸せないと思う。

 

例えば大事なプレゼンテーションに失敗したとき、果たして事前にどれほどリハーサルをしたろうか。

かのプレゼンの達人である大前研一さんにして「重要なプレゼンの前には、何度もビデオで自撮りして、言葉遣いや身振り手振りを修正した」という。

 

凡人の自分たちが入念な準備が必要なのは言うまでもなく。

自分の主張や提案に対し、

「どんな否定的な意見が出てくるか」

「どんな変テコな質問を受けるか」

「理由なく決断しない相手にはどう対処するか」

を事前に考えておく時間が長ければ長いほど、成功の確率は上がっていたような気がする。

自分たちは、たとえば「お付き合いしたい人」については、頼まれずとも「こんなふうに声をかけよう」とか「こんな話題で話しかけよう」とか「嫌がられたらどうしよう」とかあれこれ考える存在だ。

 

興味のあることについて考え、あれこれ悩もう。