藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

本気か否か。事後型。

なんと。
急に分かってしまったことがある。
この歳にして。

【本気】
( 名 ・形動 ) [文] ナリ 冗談や遊びなどでない、本当の気持ち。真剣な気持ち。また、そのような気持ちであるさま。
(大辞林 第三版)

これまでにしてきた数々の大失敗、中失敗、小失敗。
実はうすうす、不思議に思っていたのだ。

「なぜ、やりだす前に気づかなかったのか」と。

それに対し、自分の中の「弱い奴」は「やってみないと分からなかったよ」と囁きかける。
ほんまか、それ。

多分。
多分ですよ。
ビジネススクールでバッチリ教育を受けて、金融やマーケティングや財務や人事のことなんかも知っていて。
それでも、いざ実務の世界に出てみると、結構戸惑い、失敗するのじゃないだろうか。

自分程度の能力では、「事前に本気になること」ができない。
っということが分かってしまった。

もちろんそれなりにお金を出したり、物を買ったりするときには考えているつもりですよ。
けど。
けど「事後」に本当にいろんな「想定外」が待っていることばっかり。
自分のような類いの人間は「事後把握型・人間」なのだと思う。
(つづく)