藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

探す旅へ

*[ウェブ進化論]あえてアウェーへ行く。

何十年かぶりに異業種交流会のようなところに参加してみると、参加者の若いことに驚く。

自分は何かのスポーツのチームに所属して敵地に乗り込む、なんてことは経験がないがまさに「アウェー感」が充満していた。

若者との会話は時には残酷だ。

Q.社会人になってから何してたんですか?

う。

大して何もしてない…

Q.起業のコツを教えてください!

う。

い、勢いかな…(なにそれ)

Q.どうして上場しないんですか

う。

なかなかできん…

Q.これからどうするんですか

う。

いろいろ考え中でして…(なにそれ)

参加している若者はさすがに頭がよくて積極的だった。

そして今の情報が溢れる時代の中で「何かの結果に向かって懸命に何かを探す様子」がとても微笑ましい。

自分たちの30年前は情報はせいぜい雑誌か書籍くらいだったので「限られた情報をいかに収集するか」ということは重要な作業だったけれど、今はその逆なのだ。

 

つくづく「正解へ辿り着く」のではなく「正解らしきものを作り出す」時代なのだと思った。

"様変わり"とはこういうことを言うのだろう。

 

成功のコツは多分、失敗することだ。

あえてアウェーへ行こう。