藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

分野の創造

*[ウェブ進化論]マルチで戦う。
社会に出て働き始めると、いわば「社会人という大きな枠の中」で働き始めることになる。
それは一定のルールの中で決められた時間に働くとか、会社組織の中に属してそこで定められたいろんな規則で働くことである。
そのルールを守っている限りそれほど厳密な規則はない。
ところがそれが同じ社会人というだけの括りではなく、例えば「資格業」とか「スポーツ」とか「音楽芸術」等の限定的なカテゴリーに入ると、そこではシビアな「本物の競争の世界」になる。
「営業とか事務とか」いうゆるい括りではなくひたすら「ライバルに勝てるか」とか「鑑賞者の評価が高いかどうか」という"結果のみ"が価値になるのだ。
一般の企業社会でいう競争とは異なり、非常に限定された世界とルールの中でライバルと競うことになる。
よくプロスポーツの世界の厳しさの話を聞くが、そんなふうにカテゴリーを絞れば絞るほど競争は熾烈になるものだ。
 
なので強みを持ちながらも「複数のカテゴリをまたがって」手掛けることを考えたい。

例えば営業×DX×法律などである。

実務ベースでこうしたスキルがあれば、かなり特徴を出すことができるだろう。

 

それぞれの分野でナンバーワンを目指すのではなく、戦う世界を新たに作るような感じだ。

 

自分のスキルを考えるときもそんな視点を持ってはどうだろうか。