藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

思考とタイピング

*[ウェブ進化論]頭のスピードアップかも。

小さな話です。

 

タイプライターを発明した人がキーボードを設計し、いまだに入力装置としては不動の地位にある。

自分はかなり音声入力を使うようになったのだが、「実際に(周囲に聞こえる)声に出す必要がある」ということと、さらに「実際の自分の思考スピードは"音声でスラスラと入力するほどには速くない"」ということが判明してしまったのだ。(嘆)

 

実際に会議の音声を「自動で文字起こしするソフト」を使ってみると、自分たちは普段の会話でいかに「エーーーと」とか「まぁ、あの」とか、さらには「文章の言い直しとか付け足しとか」を多用していい加減な会話をしているのか、と驚く。

それはともかく。

 

ところで「キーボードの設定機能」で「マウスとキーボードの反応速度を最短」にしてみると、どうも「考えを文字にするスピードが速まる」ということに気がづいた。

「オーラルでリアルタイムに正確に話せるほどの思考」はできないが、「最短の打鍵の変換速度」にすると、どうも考える速度も上がるようだ。

 

設定を変えた当初は少し慣れなかったけれど、どうも応答時間が短い方が「次の考え」に早く移行できるのかもしれない。

 

ひょっとしたら何か「思考と入力」の重要な関係があるかもしれないので、また経過を報告したいと思います。