藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

改めて生産性(10)

*[ウェブ進化論]大掃除のあとで。

ホワイトカラーとかブルーカラーなどと今まで言ってきたけれど、実はホワイトカラーの人も「結構な単純労働者」だったのだ。

世の中に溢れる「いろんなクソ仕事」の中で、自分なりのやりたいことを探そう、という話をしている。

クソ仕事はもうその全てを自動化してしまうのがいいだろう。

 

そして「その先」に自分たちは何をするのだろうか。

恐らく「クソ仕事や手間仕事」が駆逐されたら、人は「自動化できない仕事」を手掛けることになってゆくだろう。

よくクリエイティブ、とか創造性とかいった言葉を耳にする。

 

新しい事業やサービスを考えるとか「自動化されていないこと」について考えるとか、「これまでになかった何か」について考えるとか、確かに人はそんなことを考えた方がいいし、楽しいと思う。

それで思うのは、そういう楽しいことというのは「生産性」とか「数値」で測りにくいものだということだ。

これからの自分たちはそうした「新しいこと」とか「楽しいこと」とか「喜ばれること」などについて考える。

そしてその様子は「遊んでいる」ようにも見えるだろう。

 

例えば芸術家が作品を作るときに試行錯誤しているような姿に近いのではないだろうか。

クソ仕事の後はには遊びが待っているような気がする。