*[7つの習慣]鉄則を裏返しに(4)
7つの習慣は、実は裏返しにすると「ダークな習慣」になるという話の最終回。
7.刃を研ぐ⇔刃を研がない
習慣を作り出す自分自身の健康をいかに保持して、さらに研鑽するのか。
最後に7つの習慣は自分に向かって問いかける。
結局これまでの6つの習慣を推進するための「自分自身」が錆びないように、中核部分を問う。
主体性を発揮する…から始まる「私的成功」とさらにそれらをもとに「公的成功」へと結びつけること。
そしてそれらを成功させるための「自分のケア」についてが「刃を研ぐ」ということである。
自分の肉体面、精神面、そして信条とすることなど、「人格そのもの」への注意を促す。
まずは「私的成功」から。
そして社会的な「公的成功」へ。
そして再びそれらを継続するための「個人の成長とバランスの維持」へと返ってくる。
自分たちの肉体は老いるし、メンタル面でも変調が訪れるだろう。
そんな時にでも「刃を研ぐ」ということを自分自身で意識できるかどうか。
そんなことを7つ目の習慣は問うているのではないだろうか。
7つの習慣を「あえてやらないこと」のもったいなさを書いてきたけれど、結局最後にはまた「自分の習わし」に戻ってくるということが結論でもある。
どの習慣もつながっている。