*[ウェブ進化論]そのための努力。
年は取りたくないものだが、そんなわけには行きません。
そんなことは分かっています。
けれど白髪になったり皮膚がたるんでいるのを日々見ると、いちいち悲しい気分になる。
それは当然です。
けれどそれでいいのです。
むしろ「老化をリアルに感じることのない30代まで」は「老化をしていることが分からない」のです。
だから若いうちから「老いることに準備する人」はまずいません。
そういうことは「かなり老いが目立ち始めた人たちがすること」だからです。
自分たちは生まれてから最期まで、長短はあれど一直線に向かっていきます。
けれどそれが実感できるのが50代以降なのです。
だからその年代の大人たちは、ようやく慌て出すのですが、まあちょっと滑稽でもあります。
で結論「永遠に死にたくない」と言い出す人はいません。
問題は「老い方」なのだと思います。
見苦しくなく、割とスマートに、できれば少し颯爽と老いていき、最期はストンと終わりたい。
高齢者はみんなそんな気分なのだと思います。
けれど「ただそんなこと」のためにも健康管理とか、運動とか病気についてかなりの注意が必要です。
「きれいに老いる」というのも長年の努力の成果なのだと思います。