藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

変化のさなかに

*[ウェブ進化論]本当の自由へ。
先日「これまでとこれからの人生観は大きく異なるだろう」ということを書いたけれど、ではこれからの人たちの人生観はどんなものだろうかと想像してみる。
 
これまでになく豊かであり、しかも急激に人生は100年時代に突入している。
敷かれたレールで「決まった道を歩む人」がどんどんいなくなり、語弊を恐れずに言えば「どんどんわがままに生きていくこと」がまかり通る時代になるのだと思う。
 
芸術や文学のような自己表現を仕事にする人は、これまではとかく経済的に大変な選択だったと思うが、もっと自由にそんな選択をする人も増えるだろう。
仕事と趣味の境界が曖昧になって、「少しは好きなことでも仕事をする」というような感じだろうか。
 
「食べることとか稼ぐこと」が絶対の目的だった時代が終わるとすれば、ようやく「落ち着いて自分の生き方を考える」という、当たり前だが夢のような時代が訪れるのだろう。
 
これまでずっと背負っていた重い荷物とか、自分を縛っていた枷が取れた状態の自分たちは、少しは迷うだろうが、実に奔放にいろんな道を模索していくのではないだろうか。
融通無碍。
 
「これまでとこれから」は、それぐらい違う世界になるのではないだろうか。