藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

必要な情報

*[ウェブ進化論]必要なのは雑談ではない。

多くの職場でフェイスtoフェイスのコミュニケーションがなくなって久しい。

(実際には対面で話していても、マスクをしているだけで意思疎通は割と阻害されていると思うが)

web会議でも、割り切ればかなりの意見交換はできるがまだまだ技術的な改善の余地はありそうだ。

というかそう考えると、むしろ対面でコミュニケーションしていても「ちゃんと意思疎通ができているかどうか」というのは実際には疑問が残る。

人はお互いに言いたいことをいうし、物事を自分の知っている範囲で理解したがるものだから。

 

そんな風にweb化が進む日常の中で気がついたのは「現場の息吹が聞こえるかどうか」ということではないかと思った。

大企業でも、業績不振の立て直しに「経営者が全国の現場を訪ね歩く」というのはある意味定石と言ってもいいやり方だ。

 

なのでwebでもリアルでもいいから「現場の様子、空気を伝える工夫」があれば、大中小、いろんな企業の経営はよほど改善するのではないかと思ったのだ。

現場の声を聞くというのはそれほど難しい。

 

京セラの稲盛さんほどの力量の経営者でなくとも「現場の声」がきちんと届くシステムができていれば、かなり正しい経営判断ができるのではないかと思う。

 

「現場の声を届けるシステム」が次世代経営の重要な役割を担うのではないかと思った。

それがないうちは現場へ出かけましょう。