藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

まず自分から

*[ウェブ進化論]急がば回ろう。

地方や都会の大きなターミナル駅を訪れると、特に最近は大規模飲食チェーンの看板ばかりが目立つ。

東京から福岡や仙台に飛んでも、同じモツ鍋屋や似たような洋食レストランが必ず営業していて少しがっかりしてしまう。

多分家賃がとんでもなく高くて、しかも大容量の旅客を収容する必要があるからだろうが、ああした業態はもっと魅力的にできないものだろうか。

 

先日、福岡空港ではフードコート形式で色んな業態のお店が出店していてなかなかに楽しかったけれどまだまだだ。

地方に行けばその土地や港でしか上がらない食材などが豊富にあるのだから、その地方の名産品を空港や駅に直接デリバリーして、空港では調理専門のスタッフが待機するなど、もう一工夫が欲しいところだ。

 

さらに言えばその地方の「山海珍味」を知らずにいる場合もあるので、飛行機や列車で移動している間に事前に見ながらオーダーできればなお有難い。

空港に着いてから行列に並んでわざわざソーセージやハンバーグを食べなくても、「呼子イカ・活け作りあります!」とか「鹿児島の和牛ステーキ、オーダーできます!」とスマホに知らせてくれればいい。

 

「高い家賃を取ること」ばかりを追求するから大資本が寡占し、日本の地方の魅力を伝えていないのは戦略的に実にもったいないことではないだろうか。