藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

過去から記録

*[ウェブ進化論]いつか来た道。

父親世代(昭和/大正生まれ)の人たちの話を聞いていると、戦争体験などを含め、高度成長期の話とか、そこで培われた文化とか価値観とかについて、後世に記録して残しておきたいと思うものが多い。

防衛費を増額して「脱・アメリカ」というのは方向としては正しいような気もするが、それよりも「戦争をリアルに知らない世代だけ」の時代に不安を感じてしまうのは自分だけだろうか。

 

歴史的には第二次世界大戦の直後こそ世界の軍縮が一気に進んだというけれど、最近の「自国主義」とか「反グローバル」とかいうことの先に戦争がなければいいのだがどうにも心配だ。

欧米も中国も「大衆の不安」を梃子にして現れたリーダーがとんでもない力を持って暴走してきた、という歴史を繰り返している。

欧州各国にそんなリーダーが現れてくれば構図は大戦の頃に似てくるだろう。

 

コンピューターにはそんな過去のデータを食べてもらって、今以降の時代の記録や過去の記録も含めて、すべての歴史的な価値観をデジタル化していければ、これまでとは違うナレッジが溜まっていくだろう。

これからの時代は今までとは歴史の継承の仕方が飛躍的に進歩するのではないだろうか。

 

まず必要なのは大戦のデータ化だ。