藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

歴史

政治と社会と、だから小説。

(高坂正堯氏に) 亡くなる前の1995年、私が総領事を務めた米アトランタで、『日本存亡のとき』に署名していただきました。 失いかけた情熱を冷戦構造の崩壊を機に取り戻し、精力的に活動されていました。 「21世紀は間違いなく中国の時代だ。 中国が自身をど…

隠れた文脈。

幕末の話は好きだが、細かい史実には疎い。 それにしても坂本龍馬の最期については実に気になる。 日経のコラムに、あえて連載された本郷和人さんの文章は面白い。まるで現代の刑事ドラマの推理のようだが、まっすぐな歴史への問いかけには考えさせられる。 …

近隣諸国の気持ち。

池上さんの講義録より。 交友関係をうまくするには、まず相手のことをよく知れ、とよく言う。それにしても自分は功利主義というか。 必要な事態になればあれこれと興味を持つ癖に、関係ないことにはからっきし力が入らぬ。 台湾や韓国などの歴史をいかに知ら…