本を読む速度が遅い。
(これは現在速読のキットで試行中。少しは速くなるかも。)
けど読んでみたい本はたくさんある。
しかもそれは「文学書」をどけてのこと。
三島由紀夫も、森鴎外も、ドストエフスキーも東野圭吾も、ガリア戦記も蛇とピアスも。
満足に読んでいない。
読書的にはかなりの偏食である。
しかし、多くの友人から「推薦本」のお勧めはもらう。
(思えばウェブ進化論、も友人からもらったのがきっかけだった。)
例えば、「野村克也の「負けに不思議の負けなし」はとても参考になるよ」と聞かされると、読まずにはおられない。」いや、注文せずにはいられない。
おかげで一日一便はアマゾンから何かが届く。
そんな本が自分の居間だけですでに千冊を超えている。
壁面本棚も、もう設置場所があまりない。
ところがさらに、また好きな人のブログなどを読んで、衝動的にアマゾンで発注。
またしても十数冊の「積んどく」本を発生させてしまう。
ふっふ。。。
しかし。。
いつまでもヤラれてばかりはいられない。
この「千冊超」の在庫をなんとかしなければならぬ。
いやいや、「なんとか」くらいではなく、一掃できぬか。
なんの、千冊と言ったって。
一日一冊で365冊。
一日二冊で730冊。
ふっふっふ。
一気にやってやろうじゃないの。
というわけで必要なものは、時間。
ともかく、時間。
一日二冊の本(プラス、日常の情報誌などは別)をクリアすればいいのだろう。
いまの「在庫体質」をクリアするために、「ともかく覚醒プロジェクト」を今年はスタートさせようかと思う。
注文の数より、読む。
それで、その先に何があるのか、ということはまた一年後にレビューしてみるとするか。
それにしても「繁華街のB級グルメ」とか「東京ひとりご飯」とか、あんな本は速読してどうするのか。
文学書は速読して、フンフン、てな具合に読んで、きちんと味わえるものだろうか。
同様に、録画したコンテンツ(特に音楽)も、必殺の1.5倍速で「速聴き」して、はたしてそのよさが分かるものだろうか・・・
という言いようのない不安を抱えつつ、ともかく赤字続きの「コンテンツ在庫」を何とか今年は黒字にしよう、と決意したのであった。
(つづく)