藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

人間だからしたいこと。

毎年過去一年を思い返すと「○○な年だったかも」と思うことがあるけれど。

昨年は「コンピュータ再定義元年であった」のじゃないかと思う。

16年を起点にして、多分加速度的に機械化(って古いか)が進み、今までとは比較にならにないくらい「人の労働からの解放」が進みそうだ。
今はコンピュータとかAIでは難しいと言われる「料理」とか「芸術・創作」の分野もかなりが分析されてくるだろう。

「形ばかりの創作やデザイン」は淘汰されて、自分たちは「より本物」を志向するようになるに違いない。

いざ「そう」なってみると、自分たちは既存路線から外れたがらない「保守」という性質を持っているけれど、心をリラックスしてみれば悪いことではないだろう。

まだ「その世界」は五年や十年はかかりそうだから、今の自分たちは「そうなった未来」をイメージしながら今を生きる、というのが取るべきスタンスなのではないだろうか。

なんでも「新しいものが必ずいいもの」とは限らないけれど、たとえ「古いものを遺す、という新しい発想とか着眼」なんかもあるわけで、つまり「新しい考え」というのはいつも自分たちを鍛える手段なのだと思う。

「ITとか自動化」の道筋が少し見えた(気がする)今、自分が「これからの五十年ほどで考えたいこと」が少しイメージできたような気がしたお正月なのでした。