藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

本棚の変化

 *[ウェブ進化論]流行りはすたり。

書店で不動産とか金融の投資に関する本は、必ずいい場所の一角を占めている。

その様子から分かるのは「人の富に対する欲望」だ。

これほどまでに人はカネを欲しているのか、という当たり前のようなことだ。

高齢者と若者がほぼ同数になるという、30年後の本棚に並んでいる本を想像してみると

今の様子とはガラッと変わっていると想像する。

つまりだ。

今流行っているものは、恐らく10年、20年後には流行っていない。 

 ということだ。

30年後には本屋さんはなくなっているかもしれないが(自分はバーチャル大型書店になると思う)、今ある本たちがが「将来も並んでいるテーマかどうか」を想像しながら興味のテーマを定めたいところだ。

 

自分の本棚を眺めて自戒的に思うが、ホントに「今の流行りは未来のすたり」だということを理解しておかないと、結局「うまい話」に振り回されることになる。

そんなことをしているうちに人生の 旬はあっという間に過ぎるものだ。

 

投資とかギャンブルとか"おカネ"に纏(まつ)わるものは、それ自体が面白いから要注意。

必ず一定の距離をおいて「あちら側」に取り込まれてしまわないようにしましょう。