藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

学問のすごみ。

通信制大学・大学院の放送大学
それにしても大学の授業なんぞをこの年で受けてみると「俺は何にも知らんのか!」と思わず叫ぶ。(正確には「あぁ…なんも知らんわ」という関西弁)
自分は特に歴史と地理に弱いらしく、多分中学レベル以下だろう。(嘆)
大学は朝九時から始まり、一日中授業が流れっぱなし。
民放ラジオの単発番組とはレベルが違う。
しかも大学の先生ってそんなに面白かった記憶がないが、当大学は何といってもラジオ番組だから、ちゃんとディレクターとか技術さんとかが付いているので出来がいい。

徒然草の13の注釈書、とか
児童文学の内包する矛盾とか、
心理学の四つの体系とか、
ドイツ哲学とか、
現代物理の相転移とか、

よくもこれほどの数のテーマがあることと、学者さんたちがこういう研究をしながら食べていけている学問、というのはかなり凄いシステムだと思うのだった。

教授陣が説明していることは、すべてが理解はできないものの「何か凄い考察がされている」ということが伝わってくる。
学問って最大の娯楽なのかもしれない。