藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

日々のおけいこ。

まあ負債というか、タスクというか。
それとも「習慣」という言葉にまとめてしまうか。

借金をした経験のある人は知っているだろう、あの「気持ち悪い」感じ。
常に頭の隅に引っかかりがあって、「少し重い荷物を常に背負っている」感じ。
借金はそんな心の重荷になるものだ。

借金を返してみると、「二度と借り入れはしたくないなぁ」とも思う。
(まあうまく借金をして事業を伸ばす、というのも重要なスキルなのだけれど)
それはともかく。

自分たちの日常生活は「家事の連続」だ。
炊事洗濯、部屋の塵取り、お風呂やトイレや玄関の掃除。
たまにはベランダや窓も磨かねばならない。
日々のルーティンは家事で埋まっている。

そういう家事を「負債にしない」という生活習慣は大事だ、ということに最近気づいた。(嘆)

いつも汚れ、散らかった部屋で気分が沈み、限界がきたら「追われるように」動き出す。
それとは逆に、一日に一度、あるいは食事や入浴のたびに掃除。
その日に着た衣類も、脱いだ途端に収納する。
使った食器は、食べ終わった途端に洗う。

そんな風にしていると、どうも生活にけじめがつくようだ。
毎日のお稽古事というのも、メンタルにそう言う効用があるのだと気づく。
日常を「お稽古」にしよう。