藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

本当に働きたいか(3)

*[ウェブ進化論]後悔しないために。
俗に「金と女(男とはなぜか言わないですね)を追えば逃げる」などという。
誰が言ったか知らないが名言だ。
つまり若者は「そういうもの」を追わないことだ。
少なくとも「金」は。
80歳を超えてもひたすら金を追う人もいる。
大きなお世話だが楽しいだろうか。
けれど「生活のため」と言う大義がある。
この「大義」は今まだあるけれど、そろそろ「経済的なこと」が番付のトップから外れるだろう。
 
いや若い人の「番付」からはすでに外れているっぽい。
日本の人口分布からみればまだ少数派だからまだ「番付」は入れ替わっていないだけで、将来は必ずそうなると思う。
番付の変わった後の一位は誰だろうか。
多分それは一人ではない。
その人にとっての大義はその人が決める時代に。
「健康」「福祉」「新・一次産業」「ものづくり」「研究」なんかが一気に一番になる時代だ。
 
だから報道で「経済成長率が」「貿易赤字が」とか「教育改革が」という話題を見るたびに"だっさ"と醒めてしまう。
だから若者はそうした大人たちの報道に、決してごまかされてはいけない。 
旧タイプの人たちの価値観は、一度疑って見た方がいいだろう。
(おわり)