藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

着想の逆転(1)

*[ウェブ進化論]常識が非常識になる時代。
介護の人材はあと五年足らずで38万人不足し、その後の十年でさらに倍以上の79万人も足りなくなるらしい。
これといって有効な策はまだない。
"少子化"と"高齢化"の往復ビンタでただでさえ赤字でヘロヘロの日本はどうなるのだろうか。
と、それを考えるのは自分たちの世代の仕事である。
自分は「介護の現場の直感」でいうと、今の「介護保険でカバーするしくみ」はもう維持が難しいと思っている。

このあと四十年以上にわたり、若い世代に国債を負わせ続け、その借金を百年以上かけて返済するようなスキームに、若者が同意するわけはないだろう。

若い世代が 「世代間で借金の付け回しはNo!」という時期が遠からず来ると思う。

「右肩上がり」ならみな納得していた施策は、これから全て通用しない時代になる。 

「土地は値上がりする」とか「給料は上がる」とか「終身雇用」とかが常識でなくなる時代がすごそこに来ているのだ。

それはともかく。

 

目先の介護の問題をどうするのか、について一つ思いついたことがある。

それは「脱・公費」。

けれども「全て自費」では成り立たない。 

そこで「その間」をつなぐサービスが必要になってくる。

(つづく)