藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

合理性て(2)

*[次の世代に]今さら習慣の見直し。人生の帯。
先月は体調が思わしくなく、ひと月ほど酒を控えていたら、これが実に合理的なことに気がつく55歳。
大丈夫か俺。
 
それにしてもつくづく「依存心」とは怖いものだ。
アルコールくらいでこれだから薬物に手を染めたひとの苦労はどれほどのものだろうか。
その大変さを想像するに、手を出さないのが一番だなどと思ったり。なんやこの感想は。
 
酒は睡眠を実は妨げる、とよく聞くけれど体感してみると寝覚めの感覚がまるで違うことに驚く。
寝覚めの快適さ」が報酬になって、まあ禁酒もいいか、というくらいの感覚になるから、自分はこれまでどれほどの不快感を毎朝体験してきたのだろうかと呆れる。
思えば毎日飲むようになって30年ほど経つ。
そのうち20年はタバコも喫っていた。
そんな風に思い返せば習慣とはつくづく恐ろしいものだ。
気がつけば人生の時間を「帯のように」使ってしまうから。
飲む打つ買う、というけれどそれ以外でも「刺激」とか「興奮」を伴うものには注意が必要だ。
まあ最後に仕事とかが残ったりしそうな気がしますが。
あ、我が師は「最後には学問が残る」とおっしゃっておりました。