藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

気づかず予備軍

*[酒]実はみんな。

先日、行きつけの居酒屋の主人と"アル中談義"になった。

この時点で立派なそっち側である。

でオヤジ曰く、「アルコールがないと昼間から落ち着かない」と言う。

それはアル中ですね、と返すと「いや、自分はちびちびで済むからアル中ではない」とも言う。

しかも「朝仕込みをしながら飲み始め、店を開けてから深夜まで片付けながら飲む」とのことだ。

飲みっぱなしやん。

「しかもこの四合瓶でちびちび飲んでいる」と見せてくれた。

純米の日本酒。

多分高級品ぽい。

「しかしバカに酒代がかかる」とも言う。

 

 恐るおそる「どのくらいの量飲むんですか」と聞くと「日に二、三本」。

立派な一升酒。

「それはアカんで」と一斉に周囲の常連客たち。

「俺は一日に焼酎ボトル半分」

「俺はビールで500ml5、6本」

「私は生中を一杯と、あとはずっと焼酎お湯割」と口々に発言をする。

そこでカウンターで飲んでいたドクターらしき男性が一言、「ビール中瓶一本以上はみんな予備軍ですよ」とのことで一同寡黙に。

主も沈黙。

 

全員予備軍なわけでした。

少し気にしよう、という気になった。