藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

ベテランが中心

*[ウェブ進化論]シニアがやる仕事。

いきなり人生百年時代になったわけではないけれど、今のシニアは慌てている。

そのわけは、身体はまだ元気なのに65歳で強制退場になるからだ。

リカレント教育などといっているが、世の中の制度がまだ全然追いついていない。

こうした場合に国や行政が何かしてくれるのを待っていてはアウトである。

動き始めは必ず民間からである。

そして民間企業は、早急にシニアの使い方を研究すべきだと思う。

デジタル化の推進と人で不足の今、スキルや知識の豊富なシニアはとても多いし、さらに「シニアじゃないとできない仕事」を用意できればうまくセッティングできれば、社会の構造が変わってくるだろう。

今はシニアの仕事といえば介護の手伝いとか、軽作業くらいしか見当たらないが、実にもったいない。

若手向けの基礎や専門分野の教育とか、さらにはシニアの"なんでも相談"などを考えたい。

そういう「経験値を活かす仕事」こそがシニアの社会参加ではないだろうか。

 

シニアだから年収は半分で、とかそういう失礼な話ではなく、「シニア×IT×社会に足りないもの」といった公式でどんどんできることを編み出していきたい。

いずれ隠れた巨大市場になるのではないだろうか。

介護施設や自宅に押し込めるのではなく、死ぬまでシニアが中心の世界をぜひ考えたいと思っている。

 

そして自分たちも"そっち"に寄って行く。

どうです?ワクワクしてきませんか。