藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

選択の結末

*[次の世代に]止める力と続ける力。
人は「はっきりとした意味を理解できないこと」をやることにとても抵抗を感じる。

「あまりやりたくない」と感じることをやらねばならない場合には、気持ちがギブアップしないように注意が必要だ。

つまりそのやりたくないことについて、何かの意味を見出したり意味付けをしたり、あるいはそれをする中で「少しの成長や手ごたえ」を見つけると継続することができるようになる。

ただそうした我慢して重ねた先に「大した結果は伴わない」ことが多いのも事実である。

つまり我慢して努力をする力を身につけていると、それを「中止する」と言う大きな決断ができないことになる。

 

今になって後悔だが自分の学生時代を思い返してみても、古典や数学や歴史の勉強にどんな意味があるのかを、見出せなかった。

なので重要なのは、まず「意味を見いだす力」と言うことになるだろう。
そしてさらに重要なのは、けれど「意味付けすること」そのものが目的になってしまわないように注意が必要だ。

意味付けが上手で、何十年も働いた後に、実はやりたいことがこれではなかった…という結末は避けたいものだ。

 

時間はやりたいことに使いましょう。