*[ウェブ進化論]大胆な改革。
日本人の年間労働時間は2000時間を超え(欧米は1300-1400時間)、GDPは(購買力平価で比べて)すでに世界で37位、つまりG7最下位(アジアでも6位)で、ついでに労働生産性はアジア最下位、もとまあ散々な言われようだが、ここでも一周回りまして。
一日が24時間なのは大昔から変わらない。
そのうち8時間は睡眠とかお風呂とかに使うとして、残りの16時間を何に使うか。という話だ。
狩猟や農業だけをしていた頃は、それこそ「日の出から日の入りまで」を働いていたのだろう。
農耕は1000年ほど前から始まっていたらしい。
その頃は多分「人間50年」よりももっと寿命は短かったと思うが、それはともかく。
「人生50年時代」に一日8時間も働いていたのだ。
今の「人生100年時代」だったら働くのは、その半分くらいでもいいのではないだろうか。
日本人は働き過ぎのくせに生産性が悪い、というのは「褒め言葉」くらいに思って、いっそのこと「一日4時間労働」とかで今の生産性を出すように工夫すればいいと思う。
週に20時間とすれば「二日半」くらいの労働だ。
週休は四日で出勤は三日。
その代わり、目一杯働いてGDPは落とさない。
そして歳をとっても働く。
日本人にはそんな工夫ができるのではないだろうか。
早めに一周回りませんか。