藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

最後尾思考

*[ウェブ進化論]進んで一周を回る。

何度か書いたけど、先頭集団にいるつもりが、その成功体験などに縛られて「最下位になっている」ということはしばしばある。

技術革新のスピードが速い今は、10年も立たないうちに「先頭と最後尾が入れ替わる」ようなことが起こりやすい。

フリーマーケットとかシェアサービスとか。

誰もが「先頭」を狙っているのだが、先頭に立った途端にその「お手本」から工夫をしたり、また全く別のサービスモデルを考えついたりして、革新的なビジネスを始める人が現れる。

でこれって実は「誰にでもチャンスがある」ということを構造的に表しているのではないだろうか。

なに、今の自分が「相当な後続集団にいる」ということが分かっていても。

「今の理屈」にのっとって、これから先頭をキャッチアップするのは難しいことかもしれない。

今先頭を行くトッププレイヤーたちを「そのまま」まねるのではない。

トップたちの「10年後」などをイメージしてみよう。

Googleは多分今のままのGoogleではないだろう。

マイクロソフトもそうだった。

ライドシェアは未だにトップ争いが世界で繰り広げられている。

トップの10年後は、まだ実は「手付かず」の分野が多いと考える。

それなら「その手付かず」に手を伸ばすのは自分たちでも可能だ。

今はまだ「こんなものがあったらいいな」と自分たちが気づいていないこと。

 

まだamazonが気づいていないことってなんだろうか?

きっとあるはず。