藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

均衡する(1)

*[ウェブ進化論]抜けた論点。
少子高齢化は間違いなく訪れている事実だが、これについての解決策というか、対処方法についての議論が全然進んでいないと感じるのは自分だけだろうか。
「移民を大量に受け入れる」とか「生産性を上げる」というのがせいぜいで"均衡"についての議論をまったく聞かない。
「財政が均衡するまで税金を上げる」というのも、今の無駄遣いばかりする政府を見ると国民の賛成は得られないに違いない。
 
抜本的な対策は「少子化を防止する策を講じる」のと「全体を縮めて適正サイズに均衡する」しかないだろう、と自分は思っている。
全国津々浦々に舗装道路や鉄道を張り巡らし、上下水道を整備したにもかかわらず、人口が減れば維持できなくなるのは小学生でも理解できる理屈である。
 

(個人的には日本は一億人くらいの人口でいいのではないかと思うけれど)

人口ピラミッドを一体どのようにしたいのか」とか、ならば「(出生数を増やすための)どんな施策を打つのか」を順番に検討すればいいだけのことである。

一つ一つ、選挙で信を問うのが政治の仕事というものだろう。

 

最近しばしば「独裁国家の迅速な意思決定」が話題になるけれど「リーダーシップのない国で徐々に船が沈んでいく」というのは悲劇でしかない。

順番に検討してもらいたいと思う。