*[7つの習慣]突発の中で。
例えば天災が起きたとか。
あるいは事業が頓挫したとか。
またあるいは、自分の健康に重大な問題が見つかったとか。
そうした「突然の危機」というのは人生で必ず訪れるものだ。
(自分は志望高校の入試に落ちた時、「茫然自失」という状態を経験した記憶がある(苦笑))
実際には突然の事故や天災や、予期せぬ経済の異変など「予期できないこと」は必ず訪れる。
ある意味、生きていく上では仕方のないことだと思う。
なので
"そういうこと"が起きたときにどうするのか、という避難訓練をしておきたい。
これは「冷静さを失うと自滅する」といわれる"戦(いくさ)の鉄則"に通ずるものがある。
そこでおそらく最も重要なのが「まず全体像を把握すること」だ。
可能な限り想像力を働かせ、「最大の被害」とか「最悪の想定」をイメージしてみる。
これは夫婦や友達関係とか、会社同士の取引でも全く同じである。
常に"「最もひどく」「最も広い」影響"がイメージできていれば、そこからのリカバリーは比較的うまくいくだろう。
「最悪」がイメージできず、そして「冷静さを失う」ことが死に直結するのだと思う。
「突発」の出来事は完全には防ぐことは難しいが、「突発のあと」については胆力があれば乗り切れる。
有事に慌てず、と心がけたい。