藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

遺産の価値

*[ウェブ進化論]本のステイタスはどうなるか。

引越しなどをすると、普段は注意しているつもりなのに「増えすぎた荷物」の存在に驚く。

自分の場合は「大量の読んでいない本」がそれだ。

かといってわざわざ買ったものなので読まずに処分という気にもなれない。

最近は極力、衝動買いはしないようにしているが、それでも少しづつ溜まっていく現象はこれからも続くだろう。

そしてあと何十年かしたら自分の没後、家族は処分に困ると思う。

最近は百科事典などの引き取り手がなかなかないとも聞く。

本というのは「なんとなくそこにあってもお荷物扱いされないもの」の体をしているが、実は(特に他人の集めた本というのは)とんでもなく余分な存在になってしまうよのではないだろうか。

 

自分にとっては罪悪感が薄いけれど、その「生産性の悪さ」は占有物の中ではトップクラスかもしれない。

何せ一生一ページも読まずにサヨナラするやつだってかなりありそうだし。(嘆)

読んでいない本についてはもちろん、読了済みの本も計画的に処分しないと、間違いなく「困った遺産」になりそうだ。

 

いよいよ全面的にデジタルに切り替える時代になってきているのかもしれない。