藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

人生の綾(3)

*[ウェブ進化論]

自分の書棚を改めて見てみても、この一冊で自分の人生が変わったな、という本は残念ながら見当たらない。

けれど7つの習慣とかセオリーゲームからの脱出とか、その後に何度も読み返すバイブル的な本はいくつもある。

読書というのはそんな「革命的な運命の一冊」と出会うよりは、「必要なときにはいつでも会って話せる親友のような一冊」を探すための試み、のような気がする。

迷ったらこの本、落ち込んだときにはこの本、勇気をもらいたいときにはこの漫画、とか。

 

それにしても本には二種類あって「人に薦めたい本とそうでもない本」に分かれている。

例えば梅田望夫さんの「web進化論」は、実際に十何冊も買っていろんな人に配ったものだし(自分も最初は人からもらった)、「これは若者には読んでおいて欲しい」という本にはたまに出会うものだ。

 

そしてさらに、自分のブログの読者は最近、数百人で低止まりしている。(嘆)

のだが、それにも恐らく理由があって、急に読者数が伸びる時は「他人に紹介したい記事」になっているときらしい。

つまり「この記事は友人や家族に読ませておこう」というような内容でないと、読者数というのは広がっていかないのだ。

 

"人に紹介したくなるような内容"を念頭に、もうしばらくは書き続けてみたいと思う。

(つづく)