*[ウェブ進化論]ミスの法則。
仕事や人間関係で何か小さな間違いをしたときに「謝る人と謝らない人」がいることに気がついた。
そして恐ろしいことに「あいつはミスを隠した」ということは周囲のほぼ全員が気がついているものだ。
でも誰も憎まれ役にはなりたくないから、本人だけが見事な裸の王様ということになる。
こわっ。
けれどこういうの、実はそこら中にゴロゴロしている。
そして自分の見る限り、こうした性質は増長してひどくなる傾向にあるようだ。
裸の王様はどんどん偉くなる。
それはともかく。
ミスというのは起きてしまったら、そこが「最悪のステータス」である。
そしてそこからは「良くなる」しかない。
そしてミスをしない人などいない、ということもみんな分かっている。
つまり「ミスった時」はかなりのチャンスなのだ。
仕事でミスをしたら、次の瞬間から「こいつはこの後どんな勢いでフォローするか」ということを見られている。
むしろ何も起こらなかった時よりも注目度は上がると言っていいだろう。
ミスは起きない方がいいが、けれど起きたミスは全力で挽回すればプラスに転じる。
そんな簡単なことが分かっていれば、ミスしたら隠すことなく、直ちに謝ってプラスに転じるという「挽回のサイクル」に入ることができるだろう。
裸の王様には気をつけましょう。