藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

二立共反

*[次の世代に]表と裏。
自分に見えているものと「実は見えていないもの」について。

人は9割近くを目からの情報に頼るという。

だから見えているものがすべて、ということになりやすい。
百聞は一見にしかずとか、目は口ほどに、とかそんなことわざも数多い。
ところが実際には「見えていたことには裏があった」ということは案外多い。
そう考えれてみると、実は「見えていた世界」と「裏側の世界」は半分半分位なのではないかとさえ思う。
 
特に新しい出来事の場合は要注意だ。
初めて会う人や、初めて見たモノやサービスなんかに、実は「そういうもの」を作った人だったり、売りたい人たちの「裏側の思い」が隠れていることが多い。
そんなことを自分は最近まで気づかずにいた。(嘆)
そういえば爺さんが「人に儲け話をする奴はおらん」と言っていたことを思い出す。
かといって、「知らない人のことを何でも疑ってかかる」というのもセチ辛い。
だから新しい人の出会いはワクワクしながらも、どこかで冷めた目で見る自分が必要なのだと思う。
いたずらに恐れず、いたずらに惚れず。
大人になるって難しい。