藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

負荷と免疫

*[ウェブ進化論]負荷が力をつける。

到底返せそうにない億単位の借金を背負ってしまった人が、その後の頑張りで復活したという話はよくある。

自分もそういう経験があるし、親しい仲間にもそんな人は割といるものだ。

 

つまり自分たちは「かけられたた負荷」に応じて自らの反応を決めている生き物、ということなのかもしれない。

おそらく「億単位の借金を背負わなかった人」なら、突然発奮して何かを始めるということはなかっただろう。

だってそんな事件が、そもそもないのだから。

 

だとすれば自分たちはそんな「外部からの刺激」で大きく変わる生き物なのだともいえる。

平坦な道をそのまま歩いていれば、さほどの刺激もないはずだが何かの「強い上り坂」とか「落とし穴」にハマってしまうと、一気にモードが変わるのだ。

 

「平和に大した苦労もなく過ごしていく人生」は悪いものではないと思うが、人生には「何かの挫折」は付きものである。

その時に、そのままギブアップしてしまうのは勿体ないというものだ。

 

それほどの"切った張った"ではなくても、多少の起伏を経験しておくのは大事なことなのだと思う。

あえて借金をして苦労したりする必要はないけれど、目の前に訪れる試練を「避けずに乗り切る」という姿勢は準備しておいた方がいいだろう。

 

案外、すぐにそんなチャレンジがあるかもしれないから。