というはてなからのお題。
読みたい本、というよりも世界史をどうしてこういう風に教えてくれなかったのか、という風に思う。
あるいはシェイクスピアとか源氏物語を読むのでも、まず"骨格"を知っておく必要があるのだということに気がついた。
そして数学でも物理化学でも、もちろん哲学でも「今から君たちが学ぶものについてはこういう意味がある」と、一言聞かせてもらえたら自分の学生時代はずい分違うものになっただろう。
恐らく海外にも行ってみたいと思ったはずだ。
つくづく物事を考えるには「構造化」という概念が必要だと思っているが、自分たちの歴史についても、その大まかな構造が分かっているのと知らずに各論の話をしているにでは次元が違う。
日本が他国と外交する際にも、欧州やロシアの国々とアメリカや東南アジアや南半球の国々との付き合い方は、それぞれにアプローチの仕方が違うはずである。
いろんな相手(同性・異性)に近づくのに、相手のことを知らずに話しかけるのは無謀というものだろう。
日本は島国だけれど、今一度世界中のルーツを勉強して政治を考えるという基本が必要なのだと思う。