藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

私をデザイン

*[ウェブ進化論]誰もが自分のデザイナー。

義務教育の時代に色々と必要なことって思い浮かぶ。

お金のこととか、将来の仕事のこととか、もちろん勉強のこととか。

「学問がどれほど人間にとって有意義なものか」ということを教わっていれば多くの人の将来は変わるのではないだろうか。

 

そして、それよりももっと手前で何度も話したいことは「人生の設計をするのは自分である」ということだ。

こんな当たり前のことを自分はつい最近まで気づかなかった。

どこか「自分の成り行きは周囲の環境で決まる」という風に考えていたのかもしれない。

 

そんなことを考えるようになったのは、巷の「老後の資金問題とか」の話題を頻繁に目にするようになったのが原因だと思う。

何か「老後の過ごし方は国や役所が決めてくれる」というくらいに、定年後のことについて考えていない人たちが多かった。

けれど現実を見てみると「老後の生きがいを考えてくれる他人」はどこにも存在しない。

 

「自分の老後は自分でデザインするものだ」ということをようやくこれからの人たちは気付きつつあるのだと思う。

そして、それよりもっと前に義務教育の時代から自分の人生は自分で設計する、「自分の自由意志に任されているものなのだ」という一番大事なことがまだ十分に行き渡っていない。

 

"誰もが「自分の人生のデザイナー」なのだ"

 

そんなことが若い人の常識になるように願っている。