藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

より苦しい方、の理由(1)

*[ウェブ進化論]自分から行くどん底

最近「選択の岐路に立ったら苦しい方を選ぶ」というのがなぜいいのか? とよく考えてい他のだが、その説明を発見した。

 

USBフラッシュメモリ開発者の濱口秀司さん(エンジャパン・ぼくらの履歴書)より。

いつも自分でも答えが見えない仕事を、あえて選んでいます。だから解決策を自分で考えるしかないし、失敗も許されない。どん底といえばどん底ですよね。

でも、不思議といつでも楽しいんですよ。

楽しいどん底

その理由はなんだろうか。

けれどそこで(数々のプロジェクトを経験した結果)学んだのは、「ラクな意思決定をするのはあかん」ということ。

その経験から僕は、ふたつ選択肢があったとしたら常に「嫌やなあ」「しんどそうやなあ」と思うほうを選ぶようになりました。

 

ただ悪戯に苦しければいい、ということではなく

まず「答えが見えないようなものにチャレンジすること」が先にある。

そしてその「不安なチャレンジの中でこそ"迷ったら苦しい方へ行け"」ということのようだ。

これでかなりスッキリした。(爽快)

 

「ただ苦しい思いをせよ」というマゾ的な号令ではなく、重要なのは「答えのある問いばかりを探しに行くなよ」ということだ。

これはこれからの時代を生きるのには合っている。

 

正解のある道と正解の見えない藪の中。

それを前にして、まず藪の中へと踏み入る覚悟を持ちましょう。