藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

既定路線からの離脱

*[ウェブ進化論]実は広い大海原。

昨日、社会人の進路相談のことを少し書いたけれど「人生のメンタリティの違い」というのはとても大きい。

特に歳をとるにつれ「まだまだ先がある」と思えるシニアと、「もうここでダメかも」という若い人、という構図を感じる。

「お若いのに何を言っているのですか」と言いたくなるが、若いということは「これまで生きてきた短さ」からの想像で、すぐに悲観的になりやすいのだろう。

 

反対に歳を取ってきたら老獪になるので、歳はとっているくせに「まだまだやりようはあるわい」ということが経験的に思えていたりする。

 

なので若い人は(悩む生き物だけれど)そのデリケートさ以上に「開き直って考えよう」という性質を意識した方が良いのではないかと思う。

実際30歳の若者を見ていても「何かが終わっている」ということなど何もない。

むしろ可能性の大海原が広がっているように思えるが、「当てはめた将来像」と比べて閉塞感を持ってしまう人はまだ多いようだ。

 

「まだ人生の三分の一も過ぎていない」ということを自覚して、いよいよこれからの海図をイメージしてみてはどうだろうか。

 

経験のない十代よりも、よりリアルなこれからが想像できるのではないだろうか。