藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

休日。


何週間かぶりのオフに、午前中から動き出す。


現金なものだ。


部屋の掃除をしたり、本棚の整理。


積ん読タワー」に全部詰め込む。









理髪店に行き、白髪の話しなどしながら、新宿の本屋をぶらつく。


最近はやりの立ち飲み酒場を横目にジャズ喫茶に避難、別世界へたどり着く。


まだ夕方にハイボールを頼み、一口つけて一息。


そこにどこかで聴いた、オクターブ・ピアノの旋律。









Duke Jordan 'JEALOUSY'


はっきりしたメロディにしばし聞きほれる。


それにしても、ジャズ喫茶を訪れる最大の理由は、オーディオだな、とつくづく思う。


生演奏とも思える息遣いが、すぐそばにある。










早めの時間に来るのもいいな、などと思っていると、思わぬ来客に思考中断。


ジャズ喫茶に4人で来て、スピーカの前に陣取り、その音量に負けじと、声高に喋りまくる。








雰囲気が白けてしまったので、しばらくは読書。


ふと気が付くとかのグループは帰り、あらたな曲に。

But Beautiful

But Beautiful

ビル・エヴァンスwithスタン・ゲッツ


グランドファーザーズ・ワルツ(ハピバースデーのテーマ)。


聴いたことないと思ったら、なんと非売品のCDだった。


ジャズ喫茶の醍醐味はこんなところにあるのだ、としみじみ。