藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

予想下馬評どおりだが。



先日前回の衆院選もだが、今回の参院選は特に「エンタメ性」が強いよう。


テレビ各局が完全に番組仕立てで報道しているが、


「東京一人区」の勝敗、とか自民党大物の落選予想、とかゴシップねたに終始する。


ほとんど格闘技戦の中継よろしく、どちらが勝った、こちらが嵌った、と喧(かまびす)しい。


どこかで女子アナが勝ったとか、ゴルファーの父親が飛び出した、とかより本当に政策の実行力があるかどうかを検証してもらいたい。



勝ったあと、が問題なのだ。


報道なれはしてきたが。


片山虎之助氏、敗戦の弁、同性愛の尾辻氏のコメントなどを見るに、日本の選挙も欧米よろしくずいぶん透明化してきたのか、とも思うが。


総理自ら、「野党に改革などできっこない」とか
都知事自ら、「彼(小沢氏)は日本のオヤジ(総理)にはしたくない」


とか、根拠の薄い主張が街を謳歌していたようだ。


衆愚といわせないためには、自分たちが考え、判断する力が必要だ。